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ミシガン会ルール (ローカルルール決議は選出されたミシガン会競技委員により決定する)

1.OBの対処

ティーショットが完全にOBまたはロストボールとなった場合、暫定球は打たず、ミシガン会ローカル・ルールとして、プレー進行を早めるために、前進4打でプレーを再開する。尚、再開場所は下記とする。

  • パー5ホール:残距離250ヤード手前付近2クラブレングス内にドロップする。女性の場合、残距離200ヤードの位置からOKとする。
  • パー4ホール:残距離150ヤード手前付近2クラブレングス内にドロップする。女性の場合、残距離100ヤードの位置からOKとする。
  • パー3ホール:OBまたはロストゾーンを横切った地点からピンに近づかない様に2クラブレングス以内にドロップする。

2.2打目以降のOB&ロストの対処

2打目以降、OBまたはロストボールとなった場合は、暫定球は打たず2打罰とし、OBまたはロストゾーンを横切った地点からピンに近づかない様に2クラブレングス以内にドロップし、プレーを続行してください。但し、暫定球はNGとして、1打罰での打ち直しはOKとする。

3.ペナルティーエリアの対処(ティーショット限定)

第1打目のティーショットがペナルティーエリアの赤杭(ラテラル救済エリア)やブッシュなどに入った場合に限って、 ミシガン会ローカル・ルールのOBまたはロストボールと同様に前進4打でプレーを再開出来る。具体的には、下記ホールが対象となる。

  • 4番:フェアウェイ手前のブッシュ、橋の左側のクリーク。
  • 5番:フェアウェイ手前のブッシュ。                    
  • 8番:グリーン手前の池に2回入れた場合、 グリーン横のドロップエリアから1打罰でプレーも可能。
  • 9番:フェアウェイ手前の黄杭ペナルティエリア。
  • 11番:フェアウェイ左側の林、手前のブッシュ。
  • 16番:フェアウェイ手前の黄杭ペナルティエリア。
  • 17番:フェアウェイ右側の赤杭。
  •                     
      ※上記のブッシュを超えない場合、OBまたはロストと同じ処置が選択出来る。これは、あくまでも選択なので、同じ処置を取らず従来の黄杭ペナルティエリアの処置でも良い。

4.年間チャンピオン・月例獲得ポイント

2020年度より、月例大会での入賞者獲得ポイントが変更になりました。上位入賞者は、2019年よりも 多くのポイントを獲得出来る様になりました。ポイント数は以下の通りです。 優勝者:21ポイント、2位:18ポイント、3位:15ポイント、4位:12ポイント。

5.OKルール

ホールより、2グリップ以内にボールが近寄っている場合は、OKルールの採用を認める。

6.HDCPルール

HDCPは、年会費を支払った会員資格者だけが下記のルールに則って取得することが出来る。なお、下記ルールはティーの色によらず、全ての会員に適用されるものである。

年度途中でのHDCP変更(付与)
新会員前シーズンまでのゲスト参加を含む直近2回以上(全参加スコアを対象)の平均スコアから72を引いて0.65掛け。
優勝者アンダー数の1/2を現状HDCPからマイナスし、更に2割マイナス
準優勝者アンダー数の1/2を現状HDCPからマイナスし、更に1割マイナス
3位入賞者アンダー数の1/2を現状HDCPからマイナスし、更に0.5割マイナス
ブービー賞者現ハンディー+1(ただし上限36)
ブービーメーカー賞者現ハンディー+2(ただし上限36)
年度初めでのHDCP変更(付与)
前シーズン出場回数が2回未満の会員前シーズンHDCP持ち越し
前シーズン出場回数が2回以上の会員及びゲスト前シーズンの平均スコアから72を引いて0.8掛け(前シーズンが全てゲスト参加だった人は0.65掛け)
前シーズン優勝経験者は、上記いづれかで求まったHDCPにさらに0.8掛け
※男女を問わず、使用ティーをHDCP算出時から変更した時は、ティーの1ランク変動につきHDCPは自動的に±2上下動するものとする。 なお、ティー変更は年度初めの申請時のみ認められ、シーズン途中での変更は認められない。
   金 → 黒 プラス2 (黒 → 金 マイナス2)
   青 → 金 プラス2 (金 → 青 マイナス2)
   白 → 青 プラス2 (青 → 白 マイナス2)
   緑 → 白 プラス2 (白 → 緑 マイナス2)
黒ティーからのプレイ資格、前年度最終HDCPがシングルの会員で希望する者に限る。

なお、その年に60歳及び70歳(あるいはそれ以上)を迎えられる方は、誕生日の時期によらず、 年度初めからティー変更を申請できる。 ハンディ小数点以下は四捨五入する。 2023年度より、従来のシニアティー(青)と70歳以上の方を対象にスーパーシニア(白)を増設する。

7.USGAルールの確認と補足

  1. 本ルールに書かれていない事項に関してはUSGAルールに従う。
  2. ホールより、2グリップ以内にボールが近寄っている場合は、OKルールの採用を認める。
  3. カジュアルウォーターの場合を除き、全てノータッチルールとする。
  4. 各ホールでの最大ストローク数はバーの2倍とする。(ギブアップのスコアは各ホール、パーの2倍)
  5. ブッシュや林(赤または黄色杭が無いところ)にボールが入った場合、ボールが見つかれば、そのまま打つか、アンプレアブルを宣言して対処する。コース上の自然物(草木、砂、など)により、プレー不可能な状態にボールがある場合にアンプレアブルを宣言した場合、救済処置は下記の2つの中から選択出来る。①ボールから2クラブレングス以内にドロップする。②ボールとホールを結んだ後方にドロップする。障害が自然物の場合、上記のいずれの場合でも1罰打が付加される。赤または黄色杭が無いところに入って、ボールが無かった(あるいは探せ無いと判断をした)場合は、その処置はアンプレアブルではなく、上記2項のロスト処置を行う。ボールを探す際は3分以内ルールを適用する。
  6. バンカーはソールが禁止だが、無罰でボールのそばにある落ち葉や小枝などを取り除く事が出来る。なお、ペナルティーエリア内に生えている草などに手やクラブが触れても違反ではなく、バランスを崩したときなど、自分の身を守るために手やクラブを地面につけてもペナルティ対象外。
  7. 誤って他人のボールを打ってしまった場合(ペナルティエリア内を除く)は、打ったストローク回数に関係なく2罰打とし、正球をロストした場所に戻って正球を探し、プレーしなければならない。
  8. 2008年のUSGAルール改正から、ペナルティエリア内の誤球にも2打罰が科せられることになった。しかし、ペナルティエリア内でボールを拾い上げての確認行為も必要に応じて許可されるが、もとあったボールのライを再現するように置かなければならない。
  9. 救済のニアレストポイントから無罰の救済はホールに近づかないように1クラブレングス内、1打罰の救済は2クラブレングス内にボールをドロップする。その時、ボールをドロップする高さは肩ではなく、膝の高さからで良い。2回ドロップし、エリア内に球が止まるよう最大限の努力が求められ、どうしても救済エリア内に止まらない場合は、2回目にドロップした点に置く。
  10. ドロップしたボールがペナルティーエリアに転がり落ちる前に止まり、スタンスがペナルティーエリアに入ってしまうような場合、リドロップが許可される条件でない限り、そのまま打たなければならない。リドロップが許可される条件とは、修理地の場合である。
  11. 救済エリアの処置
     (例1)黄杭の場合(図1参照)
     A点から打った球がペナルティーエリア内のB点へ入った。プレーヤーは下記のいずれかを選択する。
     (イ) そのボールをあるがままに、止まっている所(B点)からそのまま打つ
     (ロ) もしくは1罰打を加え、下記を行う
    (a)ホールから、ボールがそのペナルティーエリアの境界線を 最後に横切ったC点を結んで、それをペナルティーエリアの後方に延ばしていった線上(図内の緑点線上)にドロップして打つ。この場合には、 そのペナルティーエリアの後ろ側であれば、いくら後方にさがってもよい。
     (例2)赤杭(ラテラル救済エリア)の場合(図2参照)
     A点から打った球がペナルティーエリア内のB点へ入った。プレーヤーは下記のいずれかを選択する。
     (イ) そのボールをあるがままに、止まっている所(B点)からそのまま打つ
     (ロ) もしくは、1罰打を加え、下記を行う。
    (a)C点から2クラブレングス内の範囲で、旗に近づかない場所にドロップして打つ(図2内のC点周りの緑扇エリア) (規則17.1d(3))。
    図1 救済エリア(黄杭)図2 ラテラル救済エリア(赤杭)
  12. ペナルティや救済などでボールをドロップしボールが自然に動いた場合、元のドロップ地点に無罰でリプレース出来る。
    ※2022年まではハザードにまた入って2度目のペナルティが科されるケースもありました。
  13. ボールを池などに打ち込み、ペナルティ エリアやアンプレアブルの場合の処置で適用される起点からピンまでの後方延長戦上の救済方法が変更。
    <新ルールの救済措置の変更点>
    ・後方線上にティーを指して基点を作る必要がない
    ・延長戦上にドロップし、半径1クラブレングス以内に停止すれば前方に転がってもOK

7.マナーについて

グリーン上でのマナー

  1. 他人のパッティングラインを踏まない
  2. 他人がパットを打つとき、そのパッティングライン延長線上に立たない
  3. 他人がパットを打つとき、そのパッティングライン上に自分の影や持っている旗の影がかからないようにする
  4. ボールによってへこんだボールマークの周りの芝をグリーンフォークでマーク中心に対して寄せボールマークが見えなくなればベスト、ボールマーク自体はいじらない、持ち上げない。     その後パターヘッドで平らにする。参考動画 https://www.youtube.com/watch?v=WpkNFYWIa3g
  5. 旗を抜くとき、戻すとき ホールの内壁をとても傷つけやすいので注意する。ゆっくり抜き差しするのがコツ。
  6. 旗を持っているときには、風でパタパタ音がしないように布地部分をしっかりと持つ
  7. グリーン上ではマーカーとしてティーなどは使用しない。
  8. グリーン上では走らない。またグリーンを傷つけてしまう行為はしない。
  9. ホールアウト後は速やかに次のティーグラウンドへ移動すること。(グリーン上や周辺でスコアーを書かない)
  10. プレーヤーがアドレスに入ったら同伴競技者は、話しを止めて、静止すること(動くと視野内に入りますので、パッティング時も、ショット時も共通厳守)

プレーの早さについて

  1. 素振りは1回以下にするよう心がけスピード感のあるゴルフを目指す。
  2. 前の組と1ホール以上離れないよう心掛ける(ミシガン会では前の組に離されすぎた場合、失格となる場合もある)。
  3. ボール探しは3分と言わず極力短く切り上げる。
  4. プレーヤーは敏速なゴルフ(準備が出来たプレーヤーから順番にプレーするレディゴルフ)つまり、利便性や時間節約の為、安全で合理的な方法で違った順番でプレーすることが認められる。

デポットについて

  1. ショット後のデポットはターフを元に戻し修理する
  2. ターフが散らばってしまった場合には、芝生の種入り砂をかけておく

その他

  1. 自分のボールにはマーキングをするよう心掛ける。
  2. 携帯の電源は切るか、マナーモードに設定し、緊急時以外の使用は控えるようする。
  3. 各自ルールを覚えておくよう心掛ける。分かりやすいルール参照 https://www.mamejiten.com/golf/diary/R/079.html?vm=r
  4. 2021年度より、ミシガン会ルールを制定しました。予めプレー前にご確認下さい。 ミシガン会ルール

改定履歴

・2005年1月改定:前進6打目のドロップ地点を規定。
・2011年12月改定:ハザード内でのボール確認、ハザード内の草への接触に関する記述、リドロップに関する規則を追加。ラテラル・ウォーターハザードの説明文更新と図の追加。 マナー内容を更新。HDCPルールを更新
・2014年3月改定:前シーズンのゲスト参加が2回以上あった場合、それらをすべて対象にしてHDCPを算出することにした。
・2018年3月改定:2019年のルール大幅改訂に伴い、ミシガン会ルール委員会を設置し修正した。
・4項:2020年1月改定:2020年度の月例大会での入賞者獲得ポイント変更、高反発ドライバー規定廃止。
・その他の4項:2021年4月改定:2021年度ミシガン会ルール制定。
・6-5項:2021年5月更新:定義見直し。
・11項:2022年3月改定:2022年度ミシガン会ルール見直し。
・6項:2022年12月改定:ホワイトティー新設に伴うHDCP規定改定。
・7項:2023年4月改定:救済措置に関する規定改定。
・3項:2023年7月改定:ペナルティーエリアの対処(ティーショット限定)に関する規定追加。
・2024年2月改定:USGAのルールを基にミシガン会ゴルフルールを一部見直し。

 

http://www.michigan-kai.com